
SPACE3 / 2024年度グッドデザイン賞受賞
Re:Public|白馬村の「泊まれる書店」
about.
Re:Publicは、長野県北安曇郡白馬村にあるシェア型書店兼宿泊施設です。JR白馬駅から徒歩5分。2014年を最後に村内から書店が姿を消し、知と文化のインフラが失われていたこの場所に、一箱ごとに店主がいる「シェア型書店」を軸として、宿泊施設とレンタルキッチン(カフェ)を併設する新しい業態で再生させました。
運営は合同会社まるや商店との共同プロジェクト。村内外延べ100人以上のボランティアの手によるセルフリノベーションで実現し、50人以上が「一箱店主」としてシェア本棚に参画しています。書籍という価値観を軸に、村内の子どもたちや住民、白馬村に愛着を持つ村外の人たちが行き交う「文化施設」として運営されています。
この取り組みが評価され、2024年度グッドデザイン賞を受賞しました(受賞番号 24G181482、受賞企業:株式会社ラストワンマイル/合同会社まるや商店)。
プロジェクトは2021年8月、店主の田中直史・福島洋次郎が中心となり、建物の解体からスタート。「必要なものは自分たちで作る」という考えのもと、村内外の有志とのDIYで少しずつ改修を進め、2023年7月にオープンしました。1階は書店とカフェ(コワーキングスペース)、2階は宿泊施設(1室・最大3名)という構成です。
concept.
- ブックアパートメント棚主が自ら選んだ本を並べる「一棚ごとの書店主」形式。誰かの本棚を通じた新しい本との出会いを提供します。
- 古本という選択新刊ではなく古本を扱うことで、モノの価値を循環させるサステナブルな書店を目指しています。
- バリアフリーへの取り組みメンバー自らの知見を生かし、バリアフリートイレをDIYで制作するなど、誰もが本のある空間を楽しめる環境づくりを進めています。
- 泊まれる本屋本に囲まれて過ごしたい人のための宿泊施設。長野の地酒なども備え、じっくり本と向き合える空間です。
features.
- シェア型書店一箱ごとに店主がいる本棚が並ぶ、村内外50人以上が参画するシェア本棚。
- 泊まれる書店書店内に宿泊できる客室を併設。国内外から宿泊者が訪れています。
- レンタルキッチン(カフェ)村内住人も利用できるコミュニティスペースとして運営。
- 施設概要延床178㎡、鉄骨2階建。2023年7月利用開始。
history.
- ・2021年8月 プロジェクト始動、建物の解体・DIYでの改修に着手
- ・2023年1月〜4月 クラウドファンディングを実施(支援者445人・支援総額5,157,690円/目標金額300万円の171%を達成)
- ・2023年7月 オープン
- ・2024年3月 長野県立図書館との連携を開始
- ・2024年 2024年度グッドデザイン賞を受賞(受賞番号 24G181482)
achievements.
- ・2024年度グッドデザイン賞受賞(受賞番号 24G181482)
- ・2024年3月より長野県立図書館との連携を開始
- ・書店復活の取り組みとしてNHKをはじめ複数のメディアで紹介
- ・オープン初年度から国内外の宿泊者で満室が続く
- ・クラウドファンディングで445人の支援を得て目標金額を達成(2023年)
access.
〒399-9301
長野県北安曇郡白馬村北城7078
※本ページの情報は公益財団法人日本デザイン振興会「グッドデザイン賞」受賞ギャラリー掲載情報および公式サイト情報をもとに作成しています。最新の宿泊・利用状況は公式サイトでご確認ください。